soul-food blog

釣り・カヌー・アウトドアの記録

シート取り付け、仮組み完成

昨日編み上げた前後シートを、いよいよカヌー本体に取り付けてみました。

グリーンのPPテープで織り上げたシートと、ウレタンニス仕上げのフレームがカヌーの内部にうまく収まり、雰囲気がぐっと引き締まりました。

ただし、今回はあくまで仮組みの段階です。内側の塗装はまだ手をつけておらず、ヨークも既存のものをそのまま使っています。

シートを取り付け

今後の確認事項

実際に試乗してみて、以下の点を確認・決定してから最終仕上げに入る予定です。

  1. シートのポジション … 現在はノーマルポジションで取り付けていますが、乗り心地や操作性を確認した上で最終的な位置を決めます
  2. ヨークの位置決め … 現在のヨークは暫定位置のため、試乗後に最適な場所を確定します
  3. ツッパリの仕様 … 常時入れる仕様にするか、移動・保管時のみにするかを検討します

試乗がいつできるかはまだ未定で、体調と相談しながら進めていくつもりです。焦らずゆっくり、完成に向けて一歩一歩進んでいきます。

退院後初作業:カヌーシートフレーム再生

実はしばらく入院しておりまして、ようやく退院することができました。長らくブログの更新が止まっていましたが、無事に戻ってきましたのでご報告です。

退院してから最初の作業として、久しぶりにカヌーのレストアに取り掛かりました。今回手をつけたのは前後のシートフレームです。

まず、シートフレーム本体は水性ウレタンニスで塗装し直し、木の質感をしっかり活かしつつ耐久性をアップさせました。座面には新しくPPテープ(25mm幅)をオリジナルの平織りで張り込んでいきます。

タッカーで止めていきます

横テープの張り込み

最初に横方向のPPテープをフレームに沿わせ、タッカーで一本一本固定していきます。フレームの両端でテープをしっかり留めながら、テンションを均一に保つのがポイントです。

横を張り終えたところです

縦テープを織り込む

横テープが張り終わったら、いよいよ縦方向のテープを平織りで通していきます。一本ごとに上下交互に編み込んでいく、地道だけど楽しい作業です。テープが垂れ下がっている様子からも、編み込みの密度がよくわかります。

縦のPPテープを平織りで織り込んでいきます

完成

すべての縦テープを織り込み終えると、きれいな格子模様の座面が完成しました。グリーンのPPテープと、ウレタン仕上げの木枠のコントラストがいい雰囸気です。

そして、前後シート両方が完成! 並べてみると統一感があって、カヌーに取り付けるのが楽しみになります。

退院後のリハビリ的な意味も込めて、無理せずゆっくり進めた今回の作業。久々の手仕事はやっぱり気持ちがいいですね。次は実際にカヌー本体への取り付け作業を予定しています。

完成です

前後シートの完成

 

ヨークの面取りと塗装

Nature Bound 12ft カヌー レストア

 

切り出していたヨークの角をトリマーで丸く面取りしました

トリマーで面取りしたヨーク

外してカンナを掛けたシートと共に塗装工程へ。

塗装前のヨークとシート

水性ウレタンニスですが、なかなか塗りにくい仕上がりに。タモ材は硬くてニスが染み込みにくいこともあり、結構垂れてしまいます。

塗装中

4回塗りで乾燥中。元のヨークと並べてみると、なかなか同じような色合いに仕上がりました。

乾燥中

 

カヌーレストアブログ 今日の作業

Nature Bound 12ft カヌー レストア

■ FRP積層の結果と結論
2層のFRP積層を施しましたが、ツッパリを外して24時間後には元の凹みに戻ってしまいました。船底の強度は増しましたが、見た目は何も変わらず、重量が増えただけという残念な結果になりました。FRPの積層による凹み修正は今回の変形には効果がないという結論です。

■ 方向転換:Gfunシステムによるツッパリ構造へ
Gfunという異形断面のアルミパイプ(19mm×1900mm)をキールに敷き、そこを基点にヨークとシート下にツッパリを入れていく方針に変更しました。
異形断面なので曲げ剛性が高く、数か所のツッパリで船体全体に力を分散できます。パイプカッターで切れない問題はYoutubeで仕入れた知恵(結束バンドを溝に入れて円形に近づける)で解決しました。

上が凹みが戻った状態、下がGfunと仮ツッパリを入れた状態(改善が確認できます)

Gfun設置と仮ツッパリの状態

■ シートの木部研磨作業

電動カンナとサンダーで一皮むく作業を行いましたが、この材が非常に硬くニスがなかなか剥がれませんでした。また電動カンナで深く削りすぎる失敗も。

当初は白木にニス仕上げを予定していましたが、色付きニスに変更して粗を目立たなくする方針にします。

カンナとサンダーでの作業

深く削りすぎた失敗箇所

 

FRP積層完了・ツッパリを外して結果確認

Nature Bound 12ft カヌー レストア

全面2層の積層が完成したのでツッパリを外し、船底の凹みがどこまで改善されたか確認した。購入時・積層前・積層完成後の3段階で比較してみた。

比較画像

購入時はキール部分がかなり凹んでいた。ツッパリで矯正しながらFRPを積層した結果、完全とはいかないものの購入時と比べて明らかに改善された。強度は十分に出ているので、このまま実際に乗ってみて問題なければこれで完成とする予定だ。

今後の方針

まず実際に浮かべて乗ってみる。問題なければそのまま塗装・仕上げへ進む。

FRP積層・全面2層完成と剥離部分の補修

ツッパリを動かして1層の部分を2層に
まだ2層になっていない部分を仕上げるため、ツッパリを一旦外して確認。若干の凹みが残っていたため、最初のツッパリを再セットして1層しかない部分に追加積層して全面2層を完成させた。

サンダーで段差を研磨
手でペーパーがけをしていたがらちが明かないため、サンダーを投入。クロスの段差を効率よく落とすことができた。

サンダーで研磨

剥離部分が発覚→樹脂を多めに充填
サンダーをかけていくと数か所に剥離(樹脂が接着できていない浮き)が明らかになった。そのまま放置すると層間の強度が落ちるため、樹脂を多めにして丁寧に埋めていった。

剥離部分①

剥離部分②

2層目の積層へ
剥離補修後、クロスを敷いて2層目の積層準備完了。気泡も何とか抑えられ、乾燥へ。

クロスを敷いて塗る前の準備

気泡もなんとかごまかせた積層後

乾燥中

作業メモ

  • 手ペーパーより電動サンダーが圧倒的に効率的
  • 剥離はサンダーで発見できた→樹脂充填で対処
  • 次回:残りの3層目を完成させてツッパリ完全撤去

FRP積層・2層目作業完了とツッパリ移動

Nature Bound 12ft カヌー レストア

ツッパリの移動
朝から新しいツッパリを入れて古いツッパリを外す作業から開始。1層目が完全硬化した状態でツッパリを移動させることで、形状を維持しながら昨日FRPを貼れなかった部分を露出させた。

ツッパリ位置を変えて今日塗るクロスを配置した状態

2層目の積層作業
昨日まだ1層も貼れていなかった部分にクロスを敷いてFRP樹脂で固めた。昨日貼ったFRPの端から繊維が飛び出していた部分は空気が抜けにくく少し苦労したが、ローラーで丁寧に脱泡しながら仕上げた。作業時間は約2時間。

樹脂を塗り終えた状態

昨日のFRPの端から飛び出した繊維が気になる部分

飛び出した繊維は硬化後にサンドペーパーで整える予定。上から層を重ねるので仕上がりには影響しない。

乾燥中の全体

作業メモ

  • 作業時間:約2時間
  • 全面1層完了・ツッパリ移動部分は2層完了
  • 次回:ツッパリ完全撤去→残り2層目→形状確認